研究紹介

2024年06月

被雷危険性予測技術実証実験 第二期 参加募集のご案内

被雷危険性予測技術実証実験 第二期 参加募集のご案内

 JAXAが研究開発に取り組んでいる被雷危険性予測技術は、航空機にとって被雷の危険がある領域を識別する世界初の技術です。同技術が出力する被雷危険情報によって、航空機は危険な領域を避けて飛行することができます。その結果、航空機被雷の発生件数が削減され、航空機運航の経済性が改善されることが、期待されます。
 JAXAは2023年度に、ウェブページを介して被雷危険情報を(準)リアルタイムで配信する、実証実験をおこないました。同実験は、さまざまなユーザが被雷危険情報を試験的に確認または利用することを通して、有効性の検証や実用化に向けた課題抽出などをおこなうことを目的としています。配信システムでは、空港周辺などにおける航空機被雷の危険性を二段階(危険とやや危険)でリアルタイムに表示されます(画像)。
 この度、2024年度夏季に向けて、危険度範囲の改善を行った新しいデータを使用した危険性予測を行う実証実験第二期を開始しました。実証実験への参加をご希望くださる方は、下記にリンクされているご案内資料を確認の上、必要事項を添えてメールでご応募頂けますと幸いです。

 リンク「被雷危険性予測実証実験 第二期 参加募集のご案内.pdf